「のこりはいくつ」はできるのに、「ちがいはいくつ」になったとたん手が止まってしまう——そんなお子さんの様子に、「同じひき算なのにどうして?」と不思議に感じたことはありませんか?
実は、「のこり」と「ちがい」は式が同じでも頭のなかでやっていることがまったく違うため、切り替えがむずかしいのは自然なことです。
このプリントでは、いちごとバナナの絵を「ならべて・つないで・くらべる」ことで、「ちがい」が目に見えるかたちで身についていきます。お子さんのペースに合わせて、一緒にチャレンジしてみましょう!
ちがいは いくつ? プリント


「ちがいはいくつ」に取り組む前に知っておきたいこと

「ちがいはいくつ」は、2つのグループを並べてくらべる計算です。「のこりはいくつ」のように1つの集まりから取り去る操作とは違い、2つの量を同時に頭のなかで保持しながら比べなければなりません。
この「同時に覚えておく力」はワーキングメモリと呼ばれていて、ここに負担がかかるため、のこりの計算はできてもくらべる計算で手が止まるお子さんは珍しくありません。式が同じ「5−3=2」でも、頭のなかでやっている操作がまったく違うのです。
このプリントでは、いちごとバナナを上下に並べて線でつなぐことで、「どれがペアになって、どれがあまるのか」を目で見て確認できるようにしています。
線を引くのをためらっているお子さんには、「いちごとバナナ、いっこずつ おともだちにしてあげよう」と声をかけてみてください。「くらべる」という抽象的な操作が、「おともだちをつくる」というわかりやすい動きに変わります。
絵だけでなく手で動かせる教具があるとさらに理解が深まりやすく、くもんの玉そろばん120のように数の量感をつかめるツールを手元に置いておくと、「9はこのくらい」「4はこのくらい」と実感しながら取り組めます。
式を書く段階で「どっちの数を先に書くの?」と迷ったときは、「多いほうはどっちかな? 多いほうを先に書こうね」と伝えてあげましょう。
3枚目のチャレンジ問題は式を見て□に色を塗る逆方向の問題です。「9→ って書いてあるから、□をひだりから9こ ぬってみよう」と一行ずつ分けて声をかけると取り組みやすくなります。この「式から絵をつくる」経験は、テストで式だけ見て困ったときに「まず絵にかいてみよう」と自分で考えるきっかけになる大切な練習です。
視覚的に量を確かめたいお子さんには、算数ブロックを使って2つのグループを実際に並べてくらべる活動もおすすめです。
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Q. 商用利用はできる?
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