「うれしい」「かなしい」「こわい」——気持ちって、ことばにするのがむずかしいですよね。
お子さんが感情をうまく表現できなくて困っている、というお悩みを聞くことがとても多いです。泣いたり固まったりするだけで何も言えなかったり、逆に「むかつく!」のひとことで終わってしまったり。でも、それはお子さんが悪いわけでも、気持ちがないわけでもありません。ただ、気持ちとことばをつなぐ練習がまだ途中なだけです。
このプリントは、「顔を見て気持ちを知る→場面に合った気持ちを選ぶ→今日の自分の気持ちを確かめる」という3つのステップで、感情表現をやさしくトレーニングできる内容になっています。最後のページは毎日の気持ちチェックにも使えるので、1枚だけコピーしてランドセルに入れておくのもおすすめです。ぜひ一緒に楽しみながら使ってみてください!
きもちを つたえよう プリント


「なんで言えないの?」の前に知っておきたいこと

このプリントは3つのパートで構成されています。
最初の「顔と気持ちの線つなぎ」は、感情の名前と顔の表情を結びつける練習です。
「おこっている顔ってどれかな?」と一緒に顔を眺めるところから始めてみてください。
ASD傾向のある子は、表情の読み取り自体が苦手なことがあります。
「眉がへの字になってるね」「目が細くなってるね」と、顔のパーツに注目する声かけをすると、表情を読むための「見るポイント」が少しずつ育っていきます。
場面問題(2〜5問目)では、「なんで〇〇が正解なの?」という説明を求めすぎないことが大切です。
正解できたときは「そう!このとき、こんな気持ちになるよね」と共感するひとことを添えるだけで十分です。
もし迷っているようなら、「このコ、どんな顔してる?」とイラストの表情に目を向けさせてあげてください。
答えを教えるのではなく、イラストの中にヒントを見つける習慣をつけることが、日常生活での感情読み取りにつながっていきます。
「おりがみがうまく折れない」の場面は、「おこってる」と「かなしいな」で迷う子が多いです。
「どっちでもいい感じがするよね」と共感したうえで、「このとき、おなかがむかむかする感じ?それとも、しょんぼりする感じ?」と体の感覚から考えさせると、感情の違いを実感しやすくなります。
こうした「体のサインから気持ちに気づく」アプローチは、感情の語彙を増やすうえでとても有効です。
感情カードや気持ちの温度計のような視覚ツールを手元に置いておくと、「これはどのあたりの気持ち?」という会話がぐっとしやすくなります。
最後のページの「きょうの気持ちグラデーション」は、プリントの締めくくりとしてだけでなく、毎朝・毎晩の気持ちチェックとして繰り返し使うこともできます。
1枚だけコピーして冷蔵庫やランドセルに貼っておくと、「今日は何番だった?」が親子の自然な会話のきっかけになります。
「どうして?」の欄も、最初は「〇〇したから」の一言で十分。
書くことが難しければ、口で言ったことを大人が代わりに書いてあげるだけでも立派な練習です。
気持ちをことばにする習慣は、こうした小さな積み重ねの中で育っていきます。
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