「ひき算ってむずかしそう…」とお子さんが身構えるのは、よくあることです。でも大丈夫。「おやつを食べたら、へるよね」という感覚は、もうお子さんの中にちゃんとあります。
このプリントは、その「へる」の気持ちを、絵と色と式でゆっくりつないでいきます。
最後は色のヒントなしで「自分の力で解けた!」を体験できる作りです。いっしょにやってみましょう。
のこりは いくつ? プリント


ひき算「のこりはいくつ?」の前に知っておきたいこと

ひき算でつまずくとき、その多くは”計算ができない”のではなく、”今あるもの”と”もうないもの”を頭の中で分けておくのが難しいことが原因です。食べたあめは目の前から消えるわけではなく絵に残っているので、ワーキングメモリ(覚えておく力)に負担がかかると、つい全部を数えてしまいます。
そんなときは「食べたあめ(グレー)は、もうおなかの中だよ。今あるのは、オレンジだけだね」と声をかけ、食べた分を手やふせんでそっと隠してあげてください。残りだけが目に入ると、ぐっと考えやすくなります。
式の形が変わる2枚目では「おへやのかたちが変わっただけ。やることは前と同じだよ」と安心させると、変化が苦手な子も前に進めます。
こうした”見て・動かして”理解するタイプの子には、画面や紙の中だけでなく、手で動かせる具体物がとても有効です。あめのかわりにおはじきや算数ブロックを並べ、食べた分を実際に横へどけてみると、「へる」が体の感覚として残ります。
また、数のまとまりを目でとらえるのが得意な子には、玉を動かして数を確かめられる100玉そろばんもおすすめです。「9から4をどけたら、いくつ残った?」と一緒に玉を動かせば、引いた感覚がそのまま数に結びつきます。
最後に大切なのは、答えの正誤よりも”順番”を見てあげること。「ぜんぶ→食べた→のこり」の流れで考えられていたら、それだけで大きな前進です。できたら「自分の力でできたね!」と、結果ではなくプロセスをほめてあげてください。
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