「何回言ったら片付けるの!」毎朝そんな言葉が口から出てしまう…そんな経験はありませんか。机の引き出しはぐちゃぐちゃ、ランドセルの中はカオス、プリントは行方不明。叱っても響かず、自己肯定感だけが下がっていく我が子を見て、胸が痛むこともあるでしょう。
実は「片付けられない」のは性格ではなく、手順が分からないだけかもしれません。大人にとって無意識にできる「片付け」も、子どもにとっては複数の判断が連続する複雑な作業です。視覚情報が多い環境では、注意があちこちに飛んで最初の一歩すら踏み出せなくなってしまうこともあります。
このプリントは、片付けを「あつめる→わける→すてる→しまう」の4つのステップに分解し、子ども自身が「できた!」を積み重ねられるよう設計しました。線結び・◯付け・自己評価まで、無理なく取り組めるスモールステップ式です。ぜひ親子で取り組んでみてください。
おかたづけ めいじん プリント


おかたづけ めいじんの 前に知っておきたいこと

このプリントは全3枚で構成されています。1枚目はプリントが見つからない場面の気持ちを言語化し、片付けの4ステップ(あつめる→わける→すてる→しまう)を線結びで学びます。2枚目は収納場所の大分類と形状による小分類、3枚目は実際の片付けにチャレンジしながら自己評価まで行う流れです。
片付けが苦手な子どもを見ていると、つい「だらしない」「やる気がない」と感じてしまいがちです。しかし実際には、ADHDやASDの特性を持つ子は脳の実行機能やワーキングメモリ(短い時間、頭の中に情報をとどめておく力)の働きが弱く、「片付ける」という一見シンプルな動作の中に潜む複数の手順を頭の中で組み立てることが極めて難しいのです。
大人にとっての「片付け」は無意識下で行われる自動化された行動ですが、子どもにとっては「何を、どこから、どうやって」という判断の連続です。さらに、机の上に視覚的な情報が溢れていると、注意があちこちに飛んでしまい、最初の一歩すら踏み出せなくなってしまいます。
そんな時にやってはいけないのが、「早く片付けて!」という抽象的な指示です。子どもの脳には、その言葉が具体的な行動に変換されません。代わりに、声かけはこう変えてみてください。
「まず机の上のものを全部ここに集めてみよう」
「次は、いるものといらないものに分けようね」
「これは捨てる?それともとっておく?」
「最後は決めた場所にしまおう」
このように手順を一つずつ言葉にして、目の前で実演してあげると、子どもは「片付け」という抽象的な概念を、具体的な行動の連なりとして理解できるようになります。プリントで学んだ4ステップが、そのまま声かけの台本になるイメージです。
また、このような特性を持つ子には、視覚的に「どこに何をしまうか」を一目で分かるようにする仕組みが非常に有効です。引き出しや収納ボックスにラベルを貼るだけで、迷いがぐっと減り、自分で片付けられる確率が劇的に上がります。文字が読めない子でも絵で判別できるラベルシールがおすすめです。
さらに、片付ける物の量自体が多すぎると、子どもはそれだけで圧倒されてしまいます。仕切り付きの収納グッズを使って「ここは鉛筆の場所」「ここは消しゴムの場所」と物理的に区切ってあげると、プリント2枚目の形状マッチングで学んだことが実生活に直結します。
「できた!」を感じやすい環境を整えることが、何よりの自信につながります。プリントで学んだ手順と、おうちでの片付け環境を連動させることで、子どもは少しずつ「自分でできる」を積み重ねていけます。焦らず、ちいさくいっぽずつ進めていきましょう。
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FAQ
Q. 「ちいさくいっぽ。」のプリントってどんなかんじ?
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Q. 商用利用はできる?
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