「あか、あお、きいろ……これ、なんのなかま?」と聞かれて、お子さんがきょとんとしてしまうことはありませんか。
ひとつひとつの言葉は読めるのに、それらをまとめて「いろのなかま」と呼ぶ、という感覚がなかなかつかめないことがあります。
「なかま」という言葉が指しているのは、目に見えないつながりです。
りんごやみかんは手に取れますが、「くだもの」という集まりそのものは、どこにも置いてありません。
この見えないまとまりに気づくには、少し時間がかかる子もいます。
このプリントは、示された選択肢から「なかまの名前」をえらぶだけで取り組めます。
1枚に1問だけなので、集中が続きやすい構成です。
同じ紙面にひらがな版と漢字版があり、まずはひらがなで意味をつかんでから漢字にすすむ、という使い方ができます。
なかまわけをしよう プリント




なかまわけに取り組む前に知っておきたいこと

今回のプリントは全部で6枚あります。
(1)は「きょうか(算数・国語・音楽)」「いろ(青・黄・黒)」「おかね(百円・十円・一円)」の3枚。
(2)は「いちにち(朝・昼・夜)」「てんき(くもり・雨)」「からだ・どうぶつ・のみもの」の3枚です。
どの枚も出題形式は同じなので、迷わず次に進めます。
1枚の紙面には、上下にひらがな版と漢字版がならんでいます。
半分に折ればA5サイズ2枚として使えますし、まとめて1枚で取り組むこともできます。
読みの負担を減らしたいときはひらがな版だけ、漢字の定着をねらうときは漢字版だけ、と切り分けてみてください。
仲間わけでつまずく理由のひとつは、「なかまの名前」が抽象的な言葉だからです。
「あか」「あお」は目の前にありますが、「いろ」という言葉そのものは、どこかを指させるものではありません。
こうした上位概念(いくつかの言葉をまとめて呼ぶ言葉)は、具体物とちがって手がかりが少なく、意味をつかむまでに繰り返しが必要になります。
もうひとつは、頭の中で同時に扱う情報の多さです。
3つの言葉を読み、共通点をさがし、さらに5つの選択肢と照らし合わせる——この作業には、覚えておきながら考える力(ワーキングメモリ)がかなり使われます。
途中で最初の言葉を忘れてしまい、答えにたどりつけないことも起こります。
手が止まったときは、答えを教える前に情報量を減らしてみてください。
「この3つのことば、いっしょに声に出して読んでみようか」と読み上げるだけで、共通点が見えてくることがあります。
それでも難しければ「えらぶのは、この5つのどれかだよ」と選択肢に指をそえて、範囲をせばめてあげましょう。
正解したときは「せいかい」だけで終わらせず、「どうしてそう思ったの?」と一言そえてみてください。
「ぜんぶ学校でやるやつだから」といった説明が出てくれば、それはことばのまとまりをちゃんと理解できているサインです。
うまく言えなくても、「そうだね、ぜんぶ学校でならう教科だね」と言葉にして返してあげれば十分です。
このプリントのねらいは「考えること」なので、書くことに力を使いすぎるともったいないところがあります。
鉛筆を持つのがまだ大変なお子さんには、持ち方をサポートしてくれる筆記具を使うのもひとつの方法です。
書く負担が軽くなるぶん、なかまをさがす方に気持ちを向けやすくなります。
くり返し取り組みたいときは、半分に折って拡大印刷(A5→A4)し、ラミネートしてホワイトボードマーカーで書く方法がおすすめです。
解答欄が大きくなるうえ、何度でも消して使えます。
「まちがえても消せる」とわかっていると、思いきって書いてみやすくなります。
6枚をいちどに進める必要はありません。
1日1枚、10分ほどで区切るくらいがちょうどよいペースです。
間があいたときは、前にやった枚をもう一度出してみてください。
同じ問題でもすらすら解けるようになっていれば、それがしっかり身についた証拠になります。
プリントで身についた「まとめて呼ぶ言葉」は、そのまま毎日の会話でも使えます。
おやつを出しながら「これはなんのなかま?」、外を見ながら「きょうのてんきは?」——そんな短いやりとりが、いちばんの復習になります。
紙の上だけで終わらせず、生活の中に少しずつ持ち出してみてください。
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あわせていっぽ:なかまわけ
今回のプリントとあわせて取り組んでみましょう!






