「右にあるノートをとって」と伝えても、お子さまが固まってしまうことはありませんか?
実は、方向の概念は言葉(聴覚)だけで理解するのが最も難しい分野の一つです。
今回は、視覚優位なお子さまがパッと見て「こっちだ!」とわかる、色と位置をリンクさせたトレーニングプリントを作成しました。
方向(右・左) プリント


なぜ右と左を間違えてしまうのか?

「右の筆箱をとって」と言われてお子さんが固まってしまうのは、脳内での「空間認知」と「言語化」の処理が追いついていないから。
特に、紙の上の「上」は現実世界では「前(奥)」を指すため、情報の変換に多大なエネルギーを使います 。
今回作成したプリントでは、あえてキャラクターの背中側(主観視点)からスタートし、自分と同じ向きで考えることで、脳への負荷を最小限に抑えています 。
プリントを使う時の声かけ例
まずは「正解」を急がず、視覚的なヒントを最大限に活用しましょう。
「どっち?」と聞く代わりに、「あか(右)のほうをみて」や「きいろ(上)の帯のほうにあるものは?」と、色で場所を指定してあげてください。
また、迷路ワークでは指で一緒になぞりながら方向を指示する「なぞり読み」を取り入れると、言葉と方向の結びつきがより強くなります。
実生活でも「左右」を意識しよう!
プリントで概念を理解しても、いざ実生活(体育や移動)になると混乱が戻ってしまうことがあります。
そんな時、脳の「補助GPS」として機能するのが『スタンプ』や『カラーシール』です。
机やプリントに、プリントと同じルール(右=赤、左=青)でシールを貼ることでお子さまは「考える」前に「見て」判断できるようになります。
取り組み中に片方の手の甲に「好きなキャラクターのスタンプ」を押しておくと、「右は〇〇がいる方かな?」など、楽しみながら取り組むことができるかも。
この「迷わない環境作り」が、学習のイライラを自信へと変えてくれます。
実物に触れながら「赤が右だね」と確認する習慣をつけることで、プリント学習の効果は3倍にも5倍にも跳ね上がります。
このプリントで「自分から見た方向」が定着したら、いよいよ最終段階です。
自分とは向きが違う相手の左右を考える、難易度の高い「向かい合わせ(客観視点)」のプリントにも挑戦してみましょう。
土台ができていれば、あんなに難しかった「相手の右手」も驚くほどスムーズに見分けられるようになっているはずですよ!
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あわせていっぽ:SST・方向
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Q. 商用利用はできる?
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