「学校で忘れ物をしたけれど、先生に言えずに黙っている」
「お友だちに嫌なことをされても、どう言い返していいか分からず泣いてしまう」……。
そんなお子さんの姿を見て、もどかしさを感じていませんか?
発達障害や特性のあるお子様にとって、学校という複雑な環境で「今、なんて言えばいいか」を判断するのは、実はものすごく高いハードルです。
とはいえ、解決の鍵は「正しいセリフの暗記」ではありません。
まずは「困ったら先生に頼っていいんだ」「自分の気持ちを言っていいんだ」という安心感を作ること。
今回のプリントは、困ったときは「どうするか」に重きを置いて作成しました。
こんなとき どうする? プリント


自分の気持ちを伝えてみよう

このプリントに取り組む際、最も大切にしてほしいのは「正しい答えを導き出すこと」そのものではありません。
この教材の本当のゴールは、「困った状況を先生に伝えて解決する体験」と「友達に自分の気持ちを伝える権利があることを知る」ことにあります。
例えば「ふでばこをわすれた」という問題。
選択肢には「かえっていいですか?」という突飛な回答も含まれていますが、これは「ふざけている」のではなく、子どもがパニックになった時に浮かびがちな本音の投影です。
このような丸がつかない選択肢は、道徳的な善悪の判断というよりは、「それを言っても困りごとは解決しないよ」という、社会的なスキルの違いを明確に示すために配置しています。
お家で取り組むときは、ぜひお子さんに「もし本当に困ったら、このプリントのセリフを選べば大丈夫なんだよ」と伝えてあげてください。
どうしても言葉が出ないお子様には、言葉だけで頑張らせるのではなく、視覚的に「今の気持ち」を示せる『SST場面別カードセット』などのツールを併用するのも一つの手です。
カードを指差すだけでも、それは立派な意思表示になります。
また、友達とのトラブルについては「叩き返す」のではなく「やめて」と伝える練習を重視しています。これは「我慢」を強いるためではなく、自分の尊厳を守るためのスキルです。
もし上手く選べなくても、「この時は悲しかったね。でも『やめて』って言っていいんだよ」と、お子様の気持ちを代弁しながら進めてみてください。
学習の合間や、学校で実際に困りごとがあった日の夜に、この『気持ちを伝える練習用ホワイトボード』のようなアイテムを使って、その日の出来事を振り返りながら練習すると、より実践的な力が身につきます。
完璧な正解を求めるのではなく、間違った選択肢を「これは違うね」と一緒に笑いながら確認できるくらいの、リラックスした雰囲気で「ちいさくいっぽ」を積み重ねていきましょう。
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あわせていっぽ:こんなときどうする?・SST
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FAQ
Q. 「ちいさくいっぽ。」のプリントってどんなかんじ?
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Q. どうやって印刷する?
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Q. 商用利用はできる?
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