ひらがなは一文字ずつ読めるようになった。
でも、机に向かうと鉛筆が止まってしまう。そんな場面に心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
一文字ずつ読む段階では、文字を音に変えることに力のほとんどを使っています。
そのため、読めてはいても「いま何を読んだのか」まで届きにくくなります。
文字がまとまりとして見えてくるまでには、音と文字を行き来する練習の回数が必要になります。
今回のプリントは、マスの中に並んだひらがなから、ことばを見つけて書く問題です。
2×2マスの2文字さがしから、3×3マスでたて・よこ・ななめを探すところまで、難易度を3段階に分けました。
お子さんが「これならできそう」と思えるところから始めてみてください。
ことばを みつけよう プリント
⑴ 2×2マス・2文字さがし(★☆☆)


⑵ 3×3マス・たて/よこ/ななめ(★★☆)


⑶ 3×3マス・1枚2問(★★★)


ことばさがしに 取り組む 前に 知っておきたいこと

今回のプリントは、難易度を3段階に分けています。
⑴は2×2マスで、たてとよこに2文字のことばが入っています。
⑵は3×3マスになり、たて・よこ・ななめにそれぞれ3文字のことばが1つずつ。
⑶は同じ3×3マスで、1枚に2問入っています。
最初から3×3マスに取り組むと、9文字を目で追いながら、同時に「どの並びがことばになるか」を考えることになります。
目で探す作業と、頭の中で音をつなぐ作業が重なるため、負担が一気に大きくなります。
2×2マスなら文字は4つだけ。
探す範囲が狭いぶん、ことばを見つけることそのものに力を向けられます。
一文字ずつ拾って読む段階の子は、文字を音に変えるところで力を使い切ってしまうことがあります。
「さ・か・な」と読めても、その3つがつながって「さかな」という一つのことばになる、というところまで届きにくい。
ことばさがしは、この「音をつなげてまとまりとして捉える」練習を、遊びの形で繰り返せる課題です。
取り組む順番は、⑴なら「うえの2文字を読む」「したの2文字を読む」「声に出して確かめる」の3ステップ。
⑵⑶は「読む方向を決める」「そのとおりに読む」「見つけたことばを書く」の3ステップになります。
先に方向を決めておくと、どこから手をつければいいか迷いにくくなります。
目が行を飛ばしてしまう、どこを見ているか分からなくなる。そんなときは、いま読む1行だけが見えるように、紙や定規で他の行を隠してみてください。
リーディングルーラーのような、透明の色つき定規を使う方法もあります。
見つけたことばは、まずマスの上から丸で囲んでもらいます。
書く欄への記入は、そのあとで大丈夫です。
書くことに負担がある場合は、丸で囲むところまでで一区切りにして、書く欄は大人が代わりに埋めても、このプリントのねらいは達成できます。
手が止まってしまったときは、探す範囲を狭めてあげると動き出しやすくなります。
「きょうは、たてだけ さがしてみようか」「うえの だん、いっしょに よんでみよう」。
見つかったら「よこの ならびで みつけたんだね」と、どうやって見つけたかを言葉にして返すと、次の1問に同じやり方を使えるようになります。
始める前に「3つ みつけたら おしまい」と終わりを決めておくのもおすすめです。
どこまでやれば終わるのかが見えていると、取りかかりが軽くなります。
時間で区切る場合は、残りが目で見えるタイプのタイマーが分かりやすいです。
印刷サイズはA4を基準にしています。
持ち歩きたいときはA5に縮小、文字が小さくて見づらいときはA3に拡大と、お子さんに合わせて調整してみてください。
白い紙のまぶしさが気になる場合は、色のついたコピー用紙に印刷すると読みやすくなることがあります。
解答に載っていないことばを見つけることもあります。
「あ、こっちにも あるよ」と別の並びを指さしたら、それは狙いどおりです。
文字の並びを自分から探しにいっている証拠なので、解答と違っていても、見つけたこと自体を認めてあげてください。
3段階のうち、どこから始めても構いません。
⑵で手が止まるようなら⑴に戻り、⑴が軽くこなせるようなら⑵へ。
終わったプリントをファイルにまとめておくと、どこまで進んだかがお子さん自身にも見えるようになります。
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あわせていっぽ:国語
今回のプリントとあわせて取り組んでみましょう!




