「ひらがなの練習、始めてみたけれど、鉛筆を持ったまま手が止まってしまう…」そんな場面はありませんか。
いきなり白いマスに文字を書くのは、実は大人が思う以上にハードルの高い作業です。
このプリントは、同じ問題を「なぞり書き→あなうめ→自分で書く」の3段階で繰り返す構成。少しずつ補助を外していくので、お子さんは「できた!」を積み重ねながら、自然とひらがなが書けるようになります。もちろん無料でダウンロードできます。
えにあうことば プリント


「えにあうことば」に取り組む前に知っておきたいこと

このプリントを渡すとき、いちばん大切なのは「順番」です。
子どもがひらがなを書くとき、頭の中では「絵を見て言葉を思い出す」「その言葉の音を文字に変換する」「文字の形を思い出す」「手を動かして書く」という複数の処理を同時にこなしています。
ワーキングメモリ(作業の一時記憶)がまだ育ちきっていない時期の子にとって、これを一度に全部やるのはとても難しいこと。
手が止まるのは、やる気の問題ではなく、脳の処理が渋滞しているだけなのです。
だからこそ、このプリントは3段階に分かれています。
1枚目のなぞり書きでは「文字の形を思い出す」負担を外し、2枚目のあなうめでは片方の文字だけ自分で考える形にして、3枚目でようやく全部を自分で書く。
ひとつずつ足場を外していくイメージです。
声かけも段階に合わせて変えてみてください。
なぞり書きでは「うすい字の上を、ゆっくりなぞってごらん」、あなうめでは「絵の名前を、声に出して言ってから書いてみよう」、書き込みでは「まちがえても大丈夫。思い出せなかったら、前のプリントを見ていいよ」。
声に出してから書くのがポイントで、音と文字がつながりやすくなります。
なお、3枚目の後半には「ぱ」「ぎ」など、形をとるのが難しい文字をあえて集めています。
ここでつまずきやすいのは自然なことなので、焦らず前の段階に戻ってOKです。
筆圧が安定せず、なぞり書き自体に苦労するお子さんには、書く動作の負担を減らしてあげる工夫が有効です。
たとえば、くもんのこどもえんぴつ6B(三角軸・濃い芯)のような太めで濃く書ける鉛筆なら、弱い力でもしっかり線が出るので、「書けた」という手ごたえを感じやすくなります。
また、何度も繰り返し練習したい場合は、プリントをホワイトボード式の繰り返し書ける練習シート(ラミネートフィルム)に入れてホワイトボードマーカーで書けば、消してもう一度チャレンジでき、紙を何枚も印刷する手間も省けます。
最後にひとつ。丸つけのときは、正解かどうかより「最後まで書けたこと」をまず言葉にしてあげてください。
「できたね!」の欄にシールを貼るだけでも、次のプリントへの気持ちがぐっと変わります。
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今回のプリントとあわせて取り組んでみましょう!
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