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10はいくつといくつ プリント |小1算数の基礎

さんすう

「10までの足し算はできるのに、くり上がりになるとつまずいてしまう…」そんなお子さんの姿に、どう声をかけたらよいか迷うことはありませんか。おうちの方や支援者の方が感じるこの「ひっかかり」は、実はとても大切なサインです。

くり上がりの計算がスムーズにできる子の多くは、「10はいくつといくつに分けられるか」がパッとイメージできる力を持っています。この「10の分解」が頭の中でできるかどうかが、その後の算数の土台になっていきます。反対に、ここがあいまいなまま先に進んでしまうと、くり上がり・くり下がりでつまずきやすくなってしまいます。

今回のプリントは、10個のりんごを「あかい りんご」と「あおい りんご」に分けて、10の合成・分解をくり返し練習できる内容になっています。数字だけでなく、目で見て数えられるりんごのイラストつきなので、数の概念がまだふわっとしているお子さんも取り組みやすくなっています。

10は いくつと いくつ プリント

10は いくつと いくつ プリント

PDF( 720KB) 
プリントサイズ A4

枚数3枚(解答 3枚)難易度★☆☆所要時間5〜10分
科目算数学年小学1年生取り組み方書き込み

10の分解に取り組む前に知っておきたいこと

このプリントは、「10個のりんごを、あかいりんごとあおいりんごに分ける」という場面で、10の分解をくり返し練習できる構成になっています。
「あかい りんごは 1こ、あおい りんごは □こ」というように、片方の数が決まっていて、もう片方を考える形式です。
1と9、2と8…と順番に進んでいくので、10の分け方を体系的に身につけることができます。

「10の合成・分解」は、くり上がり・くり下がりの計算の土台になる、とても大切な力です。
たとえば「8+5」を解くとき、頭の中で「8にあと2を足せば10になる、残りは3だから13」と考えます。
この瞬発的な処理には、「10はいくつといくつでできているか」がパッと浮かぶ力が欠かせません。

ところが、ここでつまずくお子さんは少なくありません。
その背景には、「数概念(数量感覚)」がまだ育ちきっていないことが関係しています。
数字の「7」を見たときに「●●●●●●●」という量としてイメージできるかどうか、これが数概念です。

この感覚がふわっとしていると、数字同士の関係(10を分ける・合わせる)を頭の中で操作するのが難しくなってしまいます。

特にASD(自閉スペクトラム症)やLD(学習障害)の傾向があるお子さんの場合、数字を「記号」としては覚えられても、その数字が表す「量」と結びつきにくいことがあります。
「7と3で10」と暗唱できても、実際に「りんご7個とあと何個で10個?」と聞かれると止まってしまう…

そんなときは、量を目で見て確かめる経験を増やしてあげてください。

プリントに取り組むときは、「あかいりんごは3こ。のこりのあおいりんごは何こかな?いっしょに数えてみようか」と、一緒に指さしながら数えてみてください。
答えを急がせず、「3、4、5…10!だから7こだね」と、子どものペースに合わせて声をかけてあげることが大切です。
正解よりも、「10個ぜんぶを見て確かめられた」という経験が積み重なっていきます。

プリントと並行して、おうちでも数を「ものの量」として感じられる体験を増やしてみてください。
おはじきやブロック、数の棒などの具体物を使って、実際に手を動かしながら「10を2つに分ける」経験を重ねることで、頭の中にしっかりとしたイメージが育っていきます。
視覚的にわかりやすい教材を使うと、数の感覚がぐっとつかみやすくなります。

プリントを進めていくうちに、「1と9」「2と8」「3と7」…と、10の分け方のパターンがだんだん頭に入ってきます。
最初は指で数えていたお子さんも、くり返すうちに「あかいが4こなら、あおいは6こ!」とパッと答えられるようになっていきます。

この「パッとわかる」感覚が、くり上がり計算への大きな一歩になります。

できたところには「できたね!」のマークをつけて、頑張りを一緒に喜んであげてください。
算数は「正解・不正解」が見えやすい教科だからこそ、「間違えても大丈夫」「考えた過程がすごい」という声かけが、お子さんの自信を育ててくれます。

焦らず、ちいさくいっぽずつ、10の世界をゆっくり探検していきましょう。


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10は いくつと いくつ プリント

PDF( 720KB) 
プリントサイズ A4

あわせていっぽ:さんすう

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